【備忘録】帰り際の先輩の話
慣れだよ慣れ。あぁ、君のそれがだめとかじゃないよ。
自分がこう言ったら相手はどう思うかなってことを考えて話す。
不安がらせてしまうと相手はバリアを張ってしまう。自分の提案したこととかがだめだったのかなって。
だから最初に「大丈夫」「だめとかじゃない」「いい風にしようと思っている」ということを伝えてあげると相手は安心してくれる。
話や電話の途中に考えて話せばそれはばっちり。でもなかなかできないだろうから、まずは電話とかの前に考えてから電話する。
こういうこととかはそんな一朝一夕にはできるもんじゃない。だから最初はそれでいい。君のやり方で正しい。ただ、こういうこともできるようになっていくといい。
結局は人と人とのやり取り、関わりだから。伝わるものは伝わる。それは人柄もある。
君が相手方に怒られたりしてないのは君が真面目に一生懸命やってるのが伝わってるからってのもある。
真面目に、誠実に向き合えばそれは伝わる。君にはその素質がある。
この仕事をしていく以上、どこの部署に行っても相手方との関わりというものは避けられない。
今異動してすぐだから実質1年目みたいなもの。見えないところも気づかないところもある。周りには親しい人だっているから聞けばいい。今日だって自分だけで出してた結論とは全然違う過程になったでしょ。
最初なんだし失敗だってしても構わない。何とかなるから。相談だってどんどんしてくれればいい。俺ももっと君にいい風にしてあげられればいいのにと思ってる。
大丈夫やから。ほかの部署の優秀なあの人らも最初からできたわけじゃないと思うし、俺だってそう。俺の最初の頃よりはずっとできるし大丈夫。
じゃあ、俺は帰るけどいいかな。まだ居る?残業時間申請しておくんだよ。いつもちゃんと出してる?出せばいいんだからね。
じゃあ、おつかれさま。