くずみーのくずかご

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鬱っぽいときは散歩しよう。散歩のススメ。

これは、提案であり、おすすめだ。
鬱っぽいときは外に出て、散歩をしよう。

【建前上の理由】
鬱に良いとされる成分「セロトニン」の生成を促すことができる。
セロトニンについては他サイトで詳しく書かれているのでググってほしい。セロトニン云々の関係で必要なことに「太陽光を浴びる」「適度な運動」がある。散歩はそれにぴったり。

【本音の理由】
何か気持ちいい。



ということで、鬱対策のための散歩のススメを書いていこうと思う。

鬱対策としての散歩のポイントは4つ。
・ルールは自分
・自分に甘く
・義務ではなく自分を回復させるためという認識を持つ
・日光の出ている日を選ぶ

今回取り上げる散歩は仕事ではなく、自分のHPを回復させるための手段だ。
なので、「こうしなければならない」というものは存在しない。

私はこれから、イメージがつきにくいという人のための一例を書いていく。
何よりも覚えておいてほしいのは、自分のための行動であり、ルールは自分なので何をやってもいいということ、そしてルールを変えてはいけないというルールはないということだ。

とりあえず、外に出るだけ。ちょっと出るだけ。


散歩に出る時間は、休みの日の昼間がおすすめだ。日光を浴びるとなかなか気持ちがいいからだ。普段気楽な状態で、日光を日向ぼっこ的に浴びることはあまりないのではないだろうか。仕事などで外に出ているときはその気持ちよさを感じることは少ない。私は「お、天気いいな。ちょっくら日光でも浴びておくか」といった風に、散歩に出ることを決めた。

行先は決まっていない。髪を切った後、特にめぼしい行先がなければTSUTAYAに行ってCDでも借りよう。

ふらふら歩き回るも、結局TSUTAYAしか行先が見つからないのでとりあえず歩く。途中で良いご飯屋さんがあったらお昼を食べよう。ラーメンが食べたいな。体には悪いが今日は特別。今日は自分を回復させる日。とびっきり自分に甘くするのだ。

歩くときは、個人的には、音楽などを聞かないことをお勧めする。音楽は家でも聞けるが、外に出たときの風の音や車の音、木の枝の動く音などは、外に出ている人が得られる特別なものだからだ。

日光を浴び、風の音を聞きながらだらだらと歩く。これが案外気持ちいい。普段は目的地に向かい、仕事等しなければいけないことを行うための、言わばカウントダウンでしかないこの“歩く”という行為だが、それから一時的に開放されている状態で行うと、不思議なことに感じ方が変わってくる。

近所のTSUTAYAは宝箱だ。
大きな本屋さんが一緒になっていて、CD、DVD、本、楽譜等様々なものがそこにいるだけで見られる。何か面白いタイトルの本はないかな、面白いタイトルの本はないかな、とぶらぶらする。

「ちょっと今から仕事辞めてくる」という本を見つける。なぜかものすごく惹かれてしまい、普段は滅多にしない衝動買いをする。後から読んだがとてもいい本だった。おすすめ。こんな出会いがあるから本屋さんは楽しい。

お目当てのCDを借りて帰路につく。少し肌寒い日だったが、歩いていると体がぽかぽかと暖かくなってくる。運動している、と実感。

結局ご飯屋さんは見つからず、時間も夕方に差し掛かった。
今食べたら夜ご飯に差支えがあるかも知れないが構わない。今日はそういう日だ。
お店があれば食べるし、そうでなければ食べない。

おなかを減らしたまま帰宅したが、充実感がある。いい一日だ。

休日の散歩を、私はこのように過ごした。
休日は、家にこもりきりでだらだらすることが多い私だが、散歩をしてみると非常に良かったので、ぜひおすすめしたいと思う。



だらだらする24時間のうち1時間でも30分でもいい。外に出て少し動くことが大切ではないかと思う。何なら、玄関から外に出て、ドアが閉まるのを待って、風を浴びたら合格、でもいい。

よし!頑張って外に出るぞ!と意気込む必要はない。とりあえず外に出るだけ。外の空気を吸うだけ。外の空気を吸って、余力があったら歩く。なかったら部屋に戻ってもいい。そこについてのルールは自分だ。そして、とびっきり自分に甘くていい。いい一日にするための方法の1つであり、義務なんてものではない。気分が乗らなければ、それを理由に「今度にしよっと」でも大丈夫。

だらだらする1日は最高だ。しかし、その中のほんの少しを散歩に回すだけで、「何かをした感」が生まれる。鬱にも有効なことを行っているのだ。“自分は今日鬱対策を行った”という達成にもなるし、実際効果のあることを行うことにより、改善も見込まれる。

散歩が終わり、家に帰った時に、体に心地いい程度の疲労感があると最高だ。
そのあとの時間はあなたのものだ。好きなものを食べてもいい、ゆっくりとお風呂に入るなんてなんと気持ちよさそうだろうか。お風呂に入り、さっぱりとしてじんわりと重い足をふとんに入れたときの気持ちよさ。炭酸飲料を飲もうか。アイスも一緒に食べようか。のんびりと動画でも眺めようか。考えただけでわくわくする。


何でもないようなことを書いてあるように見えるかもしれない。
ただ、散歩に出ることも何でもないでは行えないこともある。

そんな時、ちょっと日光に当たってみてはどうだろうか。ノーリスクちょいリターンだ。

また、のんびりと最高の一日を過ごしたいとき、散歩に出てみてはどうだろうか。